請求・財務

アカウントと請求エクスポート向けの明細書PDF API

複数ページにわたる明細行、合計、メタデータ、任意の PDF/A アーカイブ設定を備えた、アカウント・請求・利用履歴の明細書PDFを生成します。

主 API JSON Render
ENDPOINT /api/v1/pdf/render
対象システム 課金バックエンド / アカウントシステム / ERP エクスポートサービス / SaaS レポートサービス
解決する業務課題

期間データ、期首残高、明細行、調整、合計から、顧客・アカウント・請求の明細書PDFを生成し、ユーザーが確認や保持のために一貫した記録をダウンロードできるようにします。

この API が合う場合

  • 自社システム側で、すでに残高、明細書の期間、取引行、合計を管理している場合。
  • 口座履歴、請求サマリー、財務業務向けの PDF エクスポートが必要な場合。
  • ヘッダー、フッター、サマリーセクションを備えた、再現可能な複数ページ出力が必要な場合。
  • アーカイブ業務向けに PDF/A 出力が必要になる可能性がある場合。

置き換えないもの

  • 銀行連携、台帳照合、または金融助言が必要な場合。
  • 暗号化された明細書と PDF/A を同じレンダリングリクエストで必要とする場合。公開 Render API は、セキュリティ設定と PDF/A プロファイル設定を相互排他として扱います。
  • 電子インボイスの XML パッケージングが必要な場合。それには E-Invoice Render エンドポイントを使います。

呼び出す endpoint

主経路

/api/v1/pdf/render

JSON Render がこのワークフローの標準パスです。

補助経路 1

/api/v1/template-render

関連 API パス、テンプレート契約、または機能確認が必要な場合に使います。

最小リクエスト

POST /api/v1/pdf/render - 期間合計付きの明細書の表紙ページ。

{
  "settings": {
    "profile": "pdfa-2b"
  },
  "pages": [
    {
      "size": "letter",
      "elements": [
        {
          "type": "text",
          "x": 18,
          "y": 20,
          "content": "Account Statement",
          "style": { "font_size": 18, "font_family": "NotoSans-Regular" }
        },
        {
          "type": "text",
          "x": 18,
          "y": 38,
          "content": "Period: 2026-05-01 to 2026-05-31\nOpening balance: $1,240.00\nClosing balance: $1,890.25",
          "style": { "font_size": 11, "font_family": "NotoSans-Regular" }
        }
      ]
    }
  ]
}

gPdf が担当すること

  • DocumentRequest から明細書ページを生成すること。
  • テキストブロック、表、合計セクション、ページ番号、メタデータ、PDF/A プロファイル設定。
  • 安定した明細書レイアウトとフィールド仕様のための Template Render。
  • 自社システムでのダウンロードや保存に適したバイナリ PDF 出力。

自社システムが担当すること

  • 明細書の期間ロジック、口座残高、取引データ、通貨ルール、顧客識別。
  • アーカイブポリシー、アクセス制御、ファイル命名、安全な配信。
  • 消し込み、監査承認、規制対象となる金融上の表示・表明。

本番前チェックリスト

  1. 長い取引説明、多数の行、空の期間、マイナス残高をテストする。
  2. 明細書のレンダリングごとにリクエスト ID を生成する。
  3. オンデマンドでレンダリングするか、期間締め後に各明細書を保存するかを決める。
  4. 明細書のアーカイブポリシーが要求するときだけ PDF/A を使う。
  5. アクセス制御と顧客認証は、レンダリング API の外側に保つ。

対応範囲の境界

  • gPdf は口座残高を計算したり、台帳を照合したりしません。
  • API は明細書PDFを生成します。財務上の正しさは自社システムが担います。
  • PDF/A 出力はレンダリング設定であり、保持ポリシーの代わりにはなりません。

明細書は期間を区切った文書

明細書ページは、確定した業務上の事実の集合から始めるべきです。アカウント、期間、期首残高、取引行、調整、期末残高です。gPdf はそれらの事実を決めません。ユーザーがダウンロードでき、自社システムが保存できる PDF レイアウトへ変換します。

多数の行を扱う

行数が多い場合は、表の領域、サマリーセクション、ページ番号を備えた、繰り返し使えるレイアウトとして明細書を設計します。レイアウトを調整している間は JSON Render を使います。フィールド仕様が安定したら Template Render へ移ります。

FAQ

gPdf は明細書の残高を計算できますか?
いいえ。自社システムが期間、残高、行、合計を送ります。gPdf は PDF を生成します。
明細書PDFで PDF/A を使えますか?
はい。JSON Render は PDF/A プロファイル設定をサポートします。PDF/A が必須かどうかは、自社のアーカイブポリシーが決めます。
明細書は Template Render を使うべきですか?
レイアウトが安定したあとは、通常はそうします。Template Render を使えば、呼び出し側はページ座標を繰り返さずに期間データを送れます。
gPdf は明細書を保存しますか?
いいえ。標準のレンダリングリクエストは PDF レスポンスを返します。保存とアクセス制御は自社システム側で管理します。